『KOZUKA BLADES』をモデルケースに

2018.06.21

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KAIZEN
スポーツ

こんにちは!小塚崇彦です。

 

FIFAワールドカップ・日本vsコロンビア戦、盛り上がりましたね~

不利だと思われていた試合に勝利した時の感動は格別です…!

 

そして

ル・マン、トヨタが優勝しましたね。

先日のS耐で埼玉トヨペットGreenBraveさんが優勝した時の
最後の数分の緊張感が蘇りました。

 

最後までなにが起こるかわからない24時間耐久レース、
2年前の残りわずかな時間でのトラブルを経ての今回の優勝は、格別なものだったと思います。

トヨタGRチームの皆さんおめでとうございます!!

 

 

さてご報告が少し遅れましたが、金曜は企業向けのイベントで講演、
土曜は札幌にてNHK文化センターの講座『銀盤解説』でした。

どちらもたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました!

『銀盤解説』は今回で6カ所目です。

僕の生い立ちやスケートの歩み、スケート技術解説、
試合のときにどこを見るか、などをいつもお話しています。

 

それから、今の僕の活動についてのお話。

この部分は、毎回少しずつ変えています。

以前はオリンピックアンバサダーの活動やスケート普及活動、86レースのことなどを話しましたが、
今回は「KOZUKA BLADES」についてこれまでよりも少し詳しくお話ししました。

ブレード発表の日にインスタライブを見てくださった方もいるかもしれませんが、
「何でそもそもブレードを作ったんだろう…?」と不思議に思う方もいるかもしれません。

 

本当にこれまでブレードに悩む選手をたくさん見てきましたし、僕自身も、選手の頃に苦労していました。

その経験を活かして、未来の選手をサポートしてあげたい。

それがブレードという形になった、ということなんです。

 

選手生活を終えたあとのスケートとの関わり方には
コーチや、プロスケーターという道もありますが、

『モノづくりで次の世代を支える』という方法もある、

と小塚は思っています。

 

他のスポーツでも、選手が困っていることがきっとあると思います。

このブレード開発がひとつのモデルケースになって、
「選手のサポートにはこんな方法もあるんだ」と
元選手や、企業の方の気づきになってくれれば、と思います。

 

最近そんな事を強く思っているため、金曜の企業向け講演では、
企業とスポーツの関わり方について知識提供や技術のサポートも重要だ、
という話をさせていただきました。

 

オリンピックの公式スポンサーになるのは敷居が高いと感じる企業が多いと思いますが、
日本には素晴らしい知識と技術を持つ企業がたくさんあるので
スポーツ選手たちとうまく関わっていただいて、ぜひスポーツの応援をしてほしいです。

 

「KOZUKA BLADES」はまさに、
愛知のものづくり企業・山一ハガネさんの技術力と
僕の経験で、完成することが出来ました。

パラスポーツでは、トヨタの技術開発チームが
クルマづくりで培った技術をチェアスキーの用具開発に活かしていて、
チェアスキー日本代表の森井大輝選手が開発に参画しています。

こういった関わり方がもっともっと増えていってほしい!
と小塚は願っています。

 

フィギュアスケートも、まだまだ出来ることがあると思うんですよね。

例えば…

衣装なら、宝石や装飾の企業はもっと綺麗に光るダイヤストーンの加工法を知っているかもしれません。

スケート靴のヒモなら、繊維の企業がもっと切れにくくて締めやすい素材を持っているかもしれません。

 

スケートに関わることで

何か役に立ちそうな情報や技術があれば、ぜひ小塚までお知らせください!

ご提案お待ちしています!

 

 

では、また!