フィギュアスケートを支えるトレーナー

2018.06.27

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健康・身体ケア

こんにちは!小塚崇彦です。

22日は、昨年度から特別講師を務めさせていただいている九州医療スポーツ専門学校さんに伺って、
新しい取り組みに向けた打合せをしてきました。

 

実は、以前から小塚は

「フィギュアスケートに特化したトレーナーが増えてほしい」

と思っていて、特別講師をしている理由もそこにあります。

 

小塚の講義では

「身体のケアも大切だけど、心のケアもお願いしたい」
「選手側のニーズを感じ取れるような信頼関係を築いてほしい」

ということをお伝えしているのですが、1年間やってみて

「学生さんがもっと実践で学べる場が必要だな」

と感じました。

 

スポーツの現場でどんなことが起きているのか、
学生の皆さんに直接知っていただける機会を増やしたい。

そうすると、選手とのコミュニケーションの大切さも
より実感しやすくなるんじゃないかなと思うんです。

 

九州医療の理事長・水嶋先生も、出水トレーナー(通称デミさん)も、
もちろん小塚も、その思いは一致しています。

22日はデミさんとのセミナーもあり、参加された方には実際に小塚の身体に触ってもらいました。

競技によってハリのある部分が違ってくるのですが、
フィギュアスケートでは身体のどの部分が張って、どの部分がよく痛むのか?
ということを知っていただけたかなと思います。

学生の子も参加してくれましたが、何人かは緊張している子もいました。

なんでも挑戦してみるって、大事ですね。

 

今年のPIWでは、新横浜の前半はデミさんにサポートしてもらいましたが、
それ以外の期間は江良さん(刑事の担当トレーナーさん)や、
九州医療で出会った他のトレーナーさんも何名かお願いしました。

「身体の状態がどうなれば演技しやすいか」を伝えて、それに合ったケアをしてもらう、
という実践経験の場になっていたら嬉しいです。

 

フィギュアスケートの特性や、スケーターの身体を熟知しているトレーナーさんはまだ少なく、
全然足りていないのが現状です。

個人トレーナーをつけている選手もごく一部ですよね。

クラブやリンクにトレーナーさんがいる所もありますが
大人数を見てもらうことになるので、ちょっと大変です。

 

多くの選手たちに身体のケアが行き届けば

絶対に選手生命が伸びます。

 

今ようやく、大学を卒業してからもスケートを続けようという選手が増えてきて
すごくいい流れだと思うんですよね。

スケートを支えてくれるトレーナーさんを育てる方法を
今後も九州医療さんと一緒に考えていきたいです。

 

では、また!