スペシャルオリンピックス2018愛知、大盛況でした!

こんにちは!小塚崇彦です。

 

9月22日から3日間に渡って開催された、
『2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知』
の応援に行ってきました!

この3日間、すごく楽しかったです!!!

 

ありきたりな言葉かもしれませんが、
「スポーツっていいな」って改めて思う瞬間がたくさんありました!

色んな事があったんですが、その中からいくつかレポートしますね。

 

 

まずは初日、名古屋の日本ガイシホールで行われた開会式に参加しました。

とても大々的な開会式でした!

アスリートたちは47の都道府県ごとに順番に入場するのですが、
その時に各都道府県の魅力や練習のエピソードを紹介するアナウンスを
今回出場するアスリートの子が担当していました。

このアナウンスがすごく気持ちがこもっていて、聞いていて感動してしまいました。

 

司会をしていた田中大樹アナ、平野裕加里アナも、
「アナウンサーから見ても気持ちが伝わってくる良い話し方、紹介の仕方だった」とおっしゃっていました。

聞くところによると、アナウンスのレッスンを受けて練習したそうです。

アスリートたちが歩いている間に喋るので、出場選手の多い県・少ない県で
入場にかかる時間が変わってしまうのですが、そこも調整しながらしっかりと話していて感心しました!

 

それから愛知県の大村知事や
スペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子さんからのご挨拶があり、
その後には聖火台に点火のセレモニー。

小塚たちオリンピック・ムーブメントアンバサダーと
アスリートが一緒にトーチを持ってガイシホールの中を走りました。

トーチランには、小塚の他に安藤美姫さん、
ドリームサポーターの森理世さん、
サッカー元日本代表で名古屋グランパスに所属していた山口素弘さん、
トヨタ自動車硬式野球部で社会人野球の日本代表の佐竹功年投手も参加。

小塚はアスリートの子と一緒に、
聖火台に火を灯すという大役を務めさせていただきました。

こんな風に、本家のオリンピックに準じている部分が結構あるんですよ。

 

そのあとは、チームしゃちほこのパフォーマンスがあり、
さらに、サプライスでGLAYのTERUさんが来られて
公式応援ソング『YOUR SONG』を歌ってくださって、大盛り上がりでした!!!

そして最後にサンプラザ中野くんが『Runner』を歌ってくださって、
小塚たちもみんなでステージに上がりみんなで歌って大熱狂でした。

その時、最初にTERUさんだけがステージに上がっていって、
サンプラザ中野くんさんと二人で歌われている光景を間近で見て
「うわ~~これはレアだな!すごい!」と小塚もめちゃくちゃ興奮しました。

 

TERUさんは以前アメリカでユニファイドサッカーの試合を見たそうで、
スペシャルオリンピックスにも興味を持って下さっているみたいで嬉しいです。

また、TERUさんは北海道出身なんですが、
次のスペシャルオリンピックス2020の冬季大会は北海道での開催なので、
そこでも是非何か…と期待しちゃいますね!

 

開会式は本当にすごい盛り上がりで、
森理世さんも「こんなに楽しいドリームサポーターのイベント、今までなかったかも」
ってすごく楽しそうでした。

 

小塚が以前に参加したオーストリアのスペシャルオリンピックスは
本家のオリンピックのような華やかな開会式を目指していて、
ものっすごく派手で大規模なセレモニーでした。

今回はそれに近づいてきた感じがして、どんどん変わってるなと思いました!

 

日本人ってこういうイベントのときにはしゃぐ人が少ない傾向があるんですよね。

スケートでも、アイスショーでアーティストの方が歌っていてもワーワー騒ぐってことはあまりないですし。

でも今回はアスリートの子たちが、すごくノリノリでした!

そこが純粋さというか、自分の気持ちに素直に体を動かしてくれて、
楽しんでくれて良かったなーって思います。

 

また、有森さんの存在もすごく大きかったです。

大会の偉い人が大人しく聞いているとアスリートの子たちも立ちにくいですよね。

そこを有森さんは自分から率先して立ち上がって盛り上がっていたので、
気持ちがあったかい人だなと感じました。

 

大会全体に勢いがつくような、良い開会式になったんじゃないかなと思います

 

 

2日目は陸上競技の予選とテニスを応援しに行きました。

どちらも高円宮妃久子殿下がいらしていて、一緒に観戦させていただきました。

 

試合前のアスリートの子は集中しているのであまり声を掛けなかったんですが、
試合が終わった後には観客席に来てくれて、話をしたり写真を撮ったり、
一緒に応援したりして交流しました。

 

テニスは、すごく気持ちの入った良い試合だったんですよ!

パワーと技術がぶつかり合った熱いラリーが続いて、
お客さんから「うおおお~~!」とせり上がってくるような歓声があがって、
すごく良い雰囲気でしたね。

ちょうど大坂なおみさんも活躍されていましたし、
テニスが注目されているタイミングでアスリートの子たちが頑張ってくれて、
より盛り上がったのかなと思います。

スポーツの良さが凝縮された試合で、スペシャルオリンピックスのアスリートも、
僕らと同じアスリートなんだなと改めて思った瞬間でした。

 

 

夜には安藤美姫さんと一緒に、ファミリー(アスリートの家族のことをこう呼びます)との交流会に参加しました。

トークショーの他に、ファミリーの方からの質疑応答もありました。

やはりアスリートの子どもを抱えている親御さんたちなので、
「こんなことで悩んでいるが、小塚さんはご両親にどんな風にしてもらいましたか?」
という質問が多かったです。

 

アスリートの子たちは、気持ちのアップダウンが激しいことがあるようで、
ダウンの状態の時はどうしてあげればいいですか?という質問もありました。

「困ったときはアスリートからご両親に声を掛けてくるから待ってあげて下さい。

まずは側にいてあげること。心が近くにあればいいとよく言うけれど、
距離的にもすぐ近くにいてあげることもすごく大切だと思います」

というようなことをお話ししました。

 

 

最終日は陸上競技の決勝と、水泳の決勝の応援に。

残念ながら僕は泳げないので、
アスリートの子たちは速いなー、負けちゃうなーと思っていたら、

(競泳の元日本代表・立石諒くんに教えてもらったので、
真っ直ぐには泳げますが行ったっきりでターンとかできないので…)

安藤美姫さんにも「タカちゃんより速いんじゃない?」と言われました。(笑)

ちなみに、安藤さんは泳げます。

 

最終日に行われた陸上、水泳、フライングディスクの表彰式では
プレゼンターとしてメダルの授与をさせていただきました!

メダルを掛けてあげたらアスリートの子はみんな嬉しそうでした。

小塚が「いいなー」って言うと、「あげないよー」って言われました。(笑)

メダルを複数獲っている子もいましたし、みんな全力で頑張っていました。

スペシャルオリンピックスでは、表彰台に乗れない子たちも
参加証のバッヂみたいなものをもらえるんです。

そんなアスリートたちも含めて全員を讃える!という意味を込めて、
表彰式はみんなで万歳三唱をして終わります。

 

メダルを獲れなかった子には、悔しさは絶対どこかにあると思うんです。

小塚も、表彰台に乗れなくて悔しい思いをしたことがあります。

でも、悔しがるだけじゃなくて、一緒に戦った仲間や表彰された人を讃える
『リスペクト』の気持ちはすごく大切です。

オリンピックの精神は、スペシャルオリンピックスも同じだなと改めて思いました。

 

 

 

色々な試合を見させてもらって色々な経験ができて、とても充実した3日間になりました!

小塚が選手をしていた時は、オリンピックで女子の試合を応援しに行ったことはありましたが、
こんなにじっくりとたくさんの試合を見たことはなかったので、
試合に出ていると気付かないことにたくさん気付けました。

自分にとっては当たり前だった気持ちが実は当たり前ではなく、
スポーツだからこそ芽生えてくる感情なんだと再認識できました。

大会のスローガンが『超える歓び』だったのですが、
スポーツを通じて感じる、超える歓びを思い出したりもしましたね。

 

この経験は、今後のドリームサポーターやオリンピックアンバサダーとしての活動に繋げていきたいです。

 

では、また!