PIW40周年記念公演、大千秋楽でした

2019.01.26

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フィギュアスケート

こんにちは!小塚崇彦です。

1月19日・20日の長野公演をもって、プリンスアイスワールド(以下:PIW)の40周年記念公演が終わりました。
4月末から始まった横浜を皮切りに、八戸・滋賀大津・東京・広島そして長野の計34公演、全てに出演させていただきました!
各地でたくさんの声援、花束、手紙やプレゼントなど、ありがとうございました。

インスタにも少し書きましたが、1年を通してPIWチームの演技が本当に素晴らしかったです。
40年前のPIW立ち上げに携わっていた小塚の父親も長野公演を見に来ていたらしいのですが、普段はあまり褒めない父も「すごいよかったよ」と言っていました。

今回、初めてPIWチームの人たちと一緒に全部回らせてもらい、練習やご飯も一緒に行くこともあったのですが、チームとして戦っている姿を間近で見ることが出来ました。
メンバー同士がぶつかったり、そこから理解しあって次に進んでいく姿を見て、生身の人間だからこそ生まれる感情の交わりがショーの中にもエッセンスとして入っていて、だからこそすごく良い作品が出来たのかな、と感じました。

チームメンバーの一人一人が、自分のポジションや役割を見つけて、それを全うすることで、全員の個性が上手く生かされていいバランスになっていると思いました。
まさに、『グレイテスト・ショーマン』の『This is me』の精神ですね。
それをまとめる小林キャプテンと田守由英さんは本当に素晴らしいです。
由英さん、お疲れ様でした。

そして5年でPIWをここまでの素晴らしいエンターテイメントにした、構成・演出の今村ねずみさんも、今回でPIWを卒業されるということで寂しいです。
「もっとできる!こーづかちゃーんだいじょーぶぅ??」と鼓舞していただきました。
時には残酷な言葉をもらいピリッとすることもありましたが、愛をもって理想のショーを追求する姿は、まさにアスリートマインドそのものでした。

そしてそのねずみさんに、選んでいただいた小塚のプログラム『Be Lonely』は、PIWの男性メンバー4人、女性メンバー4人と一緒に滑りましたが、なかなか一人では練習しづらいプログラムでした(笑)。
メンバーがいないと気持ちが乗ってこないというか、、、、
と思っていたら、長野公演の前に男性メンバーの1人が「練習はたかちゃんがいないから全然タイミング合わなかったんですよ!」と言ってくれて、「いやー、こっちも実はね・・・!」と、lonelyを(笑)?、分かち合いました(笑)。
Be not Lonelyな、いいバランスが生まれていたのかなと思えて、嬉しくなりましたね。

長野公演のラストには次回開催に向けた映像が流れましたが、出演者たちは誰も聞かされていなかったのでビックリしました!
皆で裏から見ていたんですが、スター・ウォーズでも始まるんじゃないかってくらい壮大な映像でしたね(笑)。
裏では「僕らが知らない間に樹(町田氏)が滑ってるんじゃないか?」「そういえば町田くんが引退した全日本はここだったなー」なんて盛り上がってました(笑)。

今回のPIWは『過去・現在・未来』というテーマでした。ひとつの物事が40年も続くのは、とても難しいことです。
先輩たちが繋いできたものを未来にも繋げていけるように。
この素晴らしいショーを今後も長く繋げていって欲しいですね。
PIWの41年目も期待しています!

では、また!